ひさしく

かれが私の父へ贈る本を買っているあいだ、わたしは路駐監視員 カチカチカチカチ

きづけばこんな処に居る

昨晩から左耳が聞こえない、いとしいひとの声 おどけた語尾のうわずり、鮮やかなしぐさをじつはあんまり見ていなかったこと。繰り返し 久しぶりの友人の声 いけないことなんてないわ